【ブリーチなし比較】市販の青系ヘアカラー剤7選｜黒髪・茶髪からセルフでも簡単に染まる？

透明感のある青系の髪色に憧れる人は多いでしょう。青系カラーは色味や明るさによって雰囲気が変わる、魅力的なヘアカラーです♡

そんな青系の髪色ですが、ブリーチなしでも市販セルフカラー剤でムラなくきれいに染められるのでしょうか？

青系のヘアカラーはブリーチなしでは染まりにくいのが特徴です。日本人の髪は赤みや黄色みを多く含むため、暗めの黒髪では青系カラーをきれいに発色させるのは難しいことです。

ベースがやや明るめの黒髪から染めると、ほんのりとブルーの色味を感じるブルーブラックの髪色に。

茶髪から染めると、黒髪から染めたときよりもブルーの色味をはっきりと感じます。深みのあるネイビーのような髪色に仕上がりますよ。

セルフカラーで透明感のある青系の髪色にするなら、ブリーチは最低でも2～3回必要です。

髪に色素が残っていると青の色味がきれいに発色せず、緑っぽい発色をする場合も。憧れの青系の髪色にするには、ブリーチを重ねて髪の色素をしっかり抜きましょう。

青系の市販セルフカラー剤を選ぶときには、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか？ここからは、セルフカラー剤を選ぶときのポイントを紹介します。

市販のセルフカラー剤には、3つのタイプがあります。自分にあったタイプのヘアカラー剤を選びましょう。

泡タイプは、初心者でもムラなくきれいに染まり、テクスチャーが硬めのクリームタイプは液だれの心配がありません。乳液タイプは、伸びがよく内側の髪もしっかり染まります。

どのタイプのヘアカラー剤も、使用量が少ないと染めムラの原因に。メンズやショートヘアなら1箱で染められますが、セミロング以上の人や毛量が多い人は2箱準備すると安心です。

最も気をつけたいポイントは、発色や色味です。「青系」といってもさまざまな色味があるため、なりたい雰囲気に合わせてヘアカラー剤を選びましょう。

上品な雰囲気にしたい人には、グレージュ系がおすすめ。暗めでも透け感のあるグレージュがブルーのクールな印象を和らげます。

ブリーチありならブルーの色味をしっかり感じながらも、グレージュがやわらかさをプラス。ブリーチなしなら地毛にさりげない透明感が生まれ、深みのある上品な色味に仕上がります。

クールさを演出するなら、深みのあるネイビー系がおすすめ。暗めの色味ですが、ブリーチありで染めると透け感のある髪色に仕上がります。

ブリーチなしではほんのりブルーのニュアンスを感じる髪色に。ブルーブラックのような色味で、一見すると黒髪のようです。周りにバレたくない人はブリーチなしで染めましょう。

透明感のある髪色にしたいのなら、髪の赤みをおさえるシルバー系がおすすめです。洗練された髪色でおしゃれ度がアップ！

ブリーチありで明るめに染めると、色落ち後もシルバー系の髪色を楽しめます。ブリーチなしのシルバー系ブルーは暗めの髪でも重たさを感じず、ツヤ感たっぷりに仕上がります。

種類が豊富な市販セルフカラー剤ですが、ブリーチなしでムラなくきれいに染まるヘアカラー剤にはどんなものがあるのでしょうか？

そこで、HAIRLIE PRESS編集部では、実際に市販青系カラー剤を購入し、ブリーチなしの黒髪・茶髪からの発色や1週間の色落ちを比較検証しました。

今回検証した市販セルフカラー剤はこちらです。

ブリーチなしにおすすめの市販セルフカラー剤、第3位はリーゼ泡カラー「ダークネイビー」です。

ブリーチなしで染めたダークネイビーは、一見すると黒髪のようなブルーブラックの髪色に仕上がります。

室内では青みをほとんど感じませんが光に当たるとネイビーカラーが発色し、透明感を感じます。のっぺりとした黒髪のイメージを変えたい人におすすめです。

ダークネイビーの色落ちはくすみのあるダークブラウンに。染めてから1週間では色味に変化はありませんが、少しずつブルーの色味が抜けていきます。色持ち期間は1ヶ月が目安です。

（リーゼ 泡カラー ダークネイビーについては以下の記事も参考にしてみてください♡）

ブリーチなしにおすすめの市販セルフカラー剤、第2位はビューティーラボ「グレイッシュネイビー」です。

ブリーチなしで染めるとブルーブラックのような仕上がりに。しっかりと髪の赤みをおさえた透明感のある髪色です。ベースが明るめであればブルーの色味をしっかり感じられます。

グレイッシュネイビーの色落ちは、暗めのベースでは1週間経過しても色味は変わらずブルーブラックのまま、ツヤ感をキープしたきれいな髪色です。

明るめの茶髪から染めると1週間後にはややくすみを感じ、1～1ヶ月半でダークグレージュのような髪色に色落ちします。

（ビューティーラボ グレイッシュネイビーについては以下の記事も参考にしてみてください♡）

ブリーチなしにおすすめの市販セルフカラー剤、第1位はビューティーン「ネイビーブルー」です。

ブリーチなしでもブルーの色味が発色し、黒髪ベースではほのかに青みを感じるブルーブラックに。茶髪ベースでは室内でも青みがわかるブルーブラックに仕上がります。

ネイビーブルーの色落ちはややくすみのある髪色に。1週間では色味の変化はほとんどありませんが、茶髪ベースで染めた髪はほんのりとくすみが出始めます。

色持ち期間は1～1ヶ月半が目安。黒髪ベースではダークグレーに、茶髪ベースではダークグレージュのように色落ちします。

（ビューティーン ネイビーブルーについては以下の記事も参考にしてみてください♡）

「ブリーチなしでも明るめの青系カラーにしたい」という人もいるでしょう。そこで、ここからは【明るめ×ブリーチなし】の市販の青系カラー剤を紹介します。

EVERYアンナドンナのフィッシュブルーは、黒髪ベースではブルーブラックのような色味ですが、光に透かすとアッシュ感が出ます。

茶髪から染めると明るめのネイビーがきれいに発色。しっかりと染まるヘアカラー剤のため、染めムラができにくいのが特徴です。

MANIC PANICのショッキングブルーは、黒髪から染めるとほとんど色味は感じません。茶髪ベースでは透明感のあるブルーグレージュのような仕上がりです。

染めムラを防ぐには、カラー剤をたっぷり髪に塗布してくださいね。

got2bのサファイアネイビーは、黒髪からでもブルーの色味が発色し、ブルーブラックに仕上がります。茶髪ベースでは青みが強くなりきれいなネイビーの髪色に♡

他のヘアカラー剤と比べて内容量が多くたっぷり使えるため、染めムラが少ないヘアカラー剤です。

白髪も染まるサイオスのメタルインディゴは、黒髪からではブルーグレージュのような髪色に。

茶髪ベースではグレーベースにほんのりブルーを感じ、白髪が混ざった髪ではネイビーの青みがしっかり発色します。暗めの仕上がりですがしっかり染まるヘアカラー剤です。

市販の青系セルフカラー剤は、どのような使い方が効果的なのでしょうか？

泡・クリーム・乳液タイプは、髪全体をカラーリングするときに使いやすいヘアカラー剤です。泡タイプはシャンプーのように泡を揉み込むだけでムラなくきれいに染まります。

クリーム・乳液タイプは、ブロッキングをしてコームで髪になじませながら染めるのがおすすめ。また、泡・クリーム・乳液タイプはブリーチなしからでもきれいに染められます。

青系カラーは、色味によってさまざまな雰囲気を演出できるヘアカラーです。クールビューティーな雰囲気の暗めの髪色が気になる人は、市販の青系カラー剤をチェックしましょう！